注文住宅の完成までの流れ
2022年8月31日

リフォームが選ばれる建て替えより有利な理由

部分的な修繕や改築、増築を行うリフォームは、解体が前提となる建て替えに比べてコスト面が有利です。建て替えは基礎部分から建て直すことになるので、大きなコストが掛かるのは当然ですし容易に想像できます。リフォームは部分的な工事だけでなく、住宅全体を工事することも可能ですし、予算と相談しながら決められます。他にも解体作業が不要で廃材の処分コストも掛からないこと、工期が短く済むことも有利な点に加えられます。

既存の建具や設備が流用できる可能性もありますし、いわゆる補助金制度が使えることも多いので、リフォームがお得なのも納得です。ちなみに部分的な修繕なら、仮住まいに移らなくても住みながら工事をしてもらえます。建て替えは言うまでもなく、設計の自由度と耐震性の強化などを図れることが強みだといえます。インテリアを一新したり、設備を最新のものに入れ替えられるのもメリットですし、ローンを組んで資金が調達できるのも見逃せないところです。

ただコストの優位性は間違いなくリフォームに軍配が上がるので、結局のところは予算や資金確保の有無によって選択肢が大きく変わります。建て替えを検討した方が良いのは、築年数がかなり経過していて設計の古さが気になったり、家族が子供や孫世帯と増えて手狭になった場合です。住宅の設備にまだ使える部分が多く、断熱性や耐震性が最新の設計に大きく劣っていないのであれば、リフォームの方が合理的な判断となります。

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