建築してから20年以上が経過する住宅では、雨漏りや外壁のひび割れなどのトラブルが発生することが多いです。比較的建物の状態が良い場合には、フルリフォームで新築に近い状態に住まいを改善することもできます。しかし老朽化の問題を根本的に解決したい人たちは、自宅の建て替え工事の相談をしています。住宅の点検と調査に強い工務店と相談すると、建物の状況に合わせて適した解決方法を提示してもらえます。
住まいが古くなって日常生活に支障が出ている場合には、建物を解体して建て替えるのが一般的です。その場合には完成までに数か月程度の時間がかかるので、仮住まいの確保も含めて綿密な計画を立てる必要があります。住宅の解体と新築に対応した会社は、移転先のマンションなども手配してくれるので便利です。建物診断の結果として構造部分がしっかりとしていることが判明しているケースでは、建て替えよりもリフォームを選ぶ傾向が顕著になります。
しかし大規模なリフォームの総費用は1000万円以上なので、事前にローンの借り入れの準備も進める必要があります。マネープランのアドバイスをする会社を選ぶと、自己資金が少なくても短期間で住まいをリニューアルできます。屋根修理や外壁塗装に加えて水回りの設備の交換など、大規模なリフォームでは施工箇所が非常に多くなります。下請けを使わずに最後まで一貫施工を行う会社を選ぶのが、自宅を大規模に改造する場合のポイントです。