注文住宅の完成までの流れ
2022年9月18日

リフォームか建て替えで迷った際の判断基準

古くなった自宅をリフォームするか建て替えをするのかで迷っている方は、まずは資金面で決めることは当然ながら必須です。建て替えの場合は解体工事費だけで100万円以上掛かってしまい、新しい住宅の建築費用も高額になります。潤沢な資金があれば問題はありませんが、そうではない方はリフォームで済ませることに金銭的メリットがあります。リフォームの技術も向上している現在では、増改築をしたり外壁や屋根の張り替え、屋内側では間取り変更や床材、壁材の張り替えも自在に行えます。

水回りの全ての設備を新品へと交換をしても、同じ位置で同じタイプの機材を選定すると、200万円以下で済ませることができるので、十分な快適性を感じることは可能です。一方で建て替えをすることが必要になってしまう事例もあり、例えば築年数がかなり古いことで耐震基準を満たしていない住宅、シロアリの被害やネズミの被害、老朽化を起こして腐食している部分が多い住宅の場合は、基礎部分からの作り直しが必要になる場合はあります。解体をしなくても部分的に修復することは可能ですが、あまりに古い住宅では外壁が薄く屋根も薄いトタンを使っている状態ではフルリフォームを行うよりも建て替えの方にメリットを感じることはゼロではありません。浴室が在来工法で作られている住宅、古い時代の鉄製の水道管を使っていて、蛇口から錆が出てくるような環境でも、建て替えをして問題点を全てクリアすることには向いています。

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