注文住宅の完成までの流れ
2022年12月12日

注文住宅を安く済ませるには

注文住宅はこだわりを実現できるメリットがありますが、その分だけ工事価格が高くなりますので安く済ませるポイントやコストカットの手法を知る必要があります。注文住宅を安く済ませるにはシンプルな建物形状にすることが基本となります。具体的には総二階建ての正方形に近い平面形状の建物が理想的ですが、それには整形な土地が必要になるため難しい場合もあります。建物形状が複雑になるとその分だけ材料費がかかりますので、できるだけシンプルに抑えることがポイントになってきます。

工事価格の中でも基礎や屋根に占める割合が大きいため、基礎や屋根の面積が小さくなる総二階建てがコスト的に最も効率の良い形状となります。総二階建てで正方形に近い平面形状と言えば鉄筋コンクリート造がイメージされますが、構造では木造が最も安くできます。構造による価格差は大きいですが、木造と鉄筋コンクリート造では耐用年数が異なりますので、長い目で見れば木造が必ずしも安いとは言い切れないのです。防火地域や準防火地域では耐火性能が求められるため、木造では一般の仕様では建築できませんので費用が掛かり増しになります。

注文住宅の費用には色々な要素が関わってきますので、総合的な判断が必要になります。ローコストで計画するには内装まで考慮する場合もありますが、内装にかかる費用は工事費の中でも僅かな部分でしかありませんので、効率よくコストダウンを実現できる方法を採用することが大切です。

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