注文住宅は、多くの人が使いやすいように無難な外観や間取りになっている建売住宅と違い、ハウスメーカーや建築士と相談してオーナーが自由に設計できるという大きなメリットがあります。その注文住宅では、地球環境のことを考えたエコな住宅を作ることが出来るのです。近年、個人よる太陽光発電が活発化しています。自宅や自分の土地にソーラーパネルを設置し、そこで発電した電気を使うことでエコな生活を送るという仕組みです。
注文住宅であれば、屋上にソーラーパネルの役割を果たす太陽電池モジュールを設置して自家発電することを念頭に置いた設計が可能になります。電灯やテレビ、冷蔵庫などの家電製品のほか、キッチンも電気を利用したIHクッキングヒーターにしておけば、全ての電化製品を自家発電で賄うというエコライフを実現できるのです。太陽光を利用した自家発電の場合、夜の間や雨が続くと発電できなくなり生活に必要な電力が足りなくなるという不安を持っている方もいますが、太陽光で作った電気を貯蔵しておき、発電できない時期に使用する蓄電池を設置しておくことでいつでも電気を使用することができます。また、発電した電気を自分で使うだけで無く、電力会社に買ってもらう「売電」というシステムも確立されているため、副収入を得ることも可能なのです。
注文住宅であれば、太陽電池モジュールの設置を前提とした家造りが出来るため、庭が狭くなったりベランダに影が出来るということがなく、生活に不便を感じさせない発電システムを持つ住宅を作ることが出来るのです。