注文住宅の完成までの流れ
2022年10月6日

注文住宅に吹き抜けを取り入れる際の注意点

おしゃれな雰囲気にすることができるので、注文住宅に吹き抜けを取り入れたいと思う人も多いことでしょう。しかし実際に注文住宅に吹き抜けを取り入れたけれども、住み始めてから後悔したと言う声が聞かれるのも実情です。どのようなデメリットがあるのか、またそのデメリットに対してどのような対処が行えるのか、事前に把握しておくことが大切です。まず最初に挙げられる事は、冷暖房が効きにくくなることです。

注文住宅に吹き抜けを導入すると、空間が大きく広がります。開放感が得られるので良いと思うかもしれませんが、空間全体に対して冷暖房をきかせるためには時間がかかり、さらには空気が滞留することからなかなか設定した室温に近づけることができません。エアコンをつけていたとしても、暖かい空気が上に流れてしまい、冷たい空気を下に留まる性質があることから、部屋の室温には大きな偏りが発生することでしょう。注文住宅に高い断熱性や十分な空調機器を施すことができれば良いですが、そうでなければ建てた後に後悔する可能性も考えられます。

近年では住宅の断熱性能が大きく向上していますが、シーリングファンを取り入れるなどして、空気を循環させる対策を行わなければ、部屋の温度は快適にはなりません。近年では全館空調システムなども取り入れることができるため、全館空調システムを合わせて取り入れれば、24時間家の中のどこにいても、快適な室温を実現することができるでしょう。これにより吹き抜けのデメリットも大きく改善することが期待できます。

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